今年の全国集会が6月14日、札幌市中央区盤渓の「我夢主(がむす)」で開かれ8人が参加しました。ゲストとして札幌を中心に人材派遣を行っている「キャ
リアバンク」社(以下C.B.社とする)取締役の中川均さんを招き、北海道の雇用状況やキャリアバンク社から見た求人の事情についてレクチャーを受けまし
た。 中川さんはまず北海道内の直近の有効求人倍率が0.5倍で全国平均のほぼ半分であることを、北海道労働局のデータから示し全般的に雇用状況
が良くないことを示しました。その背景にあるのは経済の不振で、小売業の売り上げが低迷し、公共事業の削減で土木建築業の廃業が増え、さらに企業の収益が
落ち込んでいることを挙げました。 その一方で企業の求人意欲は減退していないそうです。C.B.社が受けている求人は90社から1200人ある
といい「企業の潜在的な求人は落ち込んでいない」と中川さんは見ています。その理由として「企業の業績が下がると管理部門の求人が増えます。財務や労務部
門の管理職の人材が求められ、例えば銀行と折衝できる専門職は45歳までなら求人はあります」という。 総じて企業の求めるスキル(技能)は高く
なり、その一方で求職者のスキルは上がっていないそうです。「職を求める人には受難の時代でないか。IT関係でも職種の内容が細分化している」と中川さん
は言います。仕事を求めようと思えば、誰にも負けないだけの専門技能や知識が求められる時代ーということでしょうか。 なおC.B.社は昭和62年(1987年)の創立で、主に幹部を斡旋する人材紹介業の第1号としてスタートしました。その後、人材派遣に進出し調剤薬局、医療関係への派遣も手がける一方、事務職から営業職にも派遣を拡大しているそうです。 レクチャー後は質疑応答やフリートーキングを行い、北海道の現状などについて活発な意見交換がありました。その後、焼き肉会場に移りお子様連れで加わったNさんも交え懇談しました。
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