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私設北海道開拓使の会メールマガジン『異論・暴論・創論』Vol.42
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■「北海道洞爺湖サミットに思う」
石田 睦夫(苫小牧信用金庫常務理事)
■ 編集後記
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2007年7月25日
主要国首脳会議(サミット)が、洞爺湖畔で来年7月7日から9日
に開催されることが、正式決定したことからサミットにまつわる話
題に触れたいと思います。
25年前のある日、当時の職場の上司であったI氏が「日本での
サミット会場は、初回は東京でやむをえないが、2回目は支笏湖
のほとりで開催するのが最良だ」といった。ポカンとする部下職
員に向け続けて「各国の首脳は、大都会での開催より、ゆたかで
美しい自然に囲まれた小都市でのくつろぎと対話を望んでおり、
何より支笏湖は要人警護の面で、地形的に態勢がとりやすいな
どの優れた利点を有する」と熱っぽく話しておられたのを懐かしく
思い出す。その後も機会あるごとに発言されていたが、さすがに
2回目とはいかなかったものの、5回目の開催で、ほぼ予言どおり
近隣の洞爺湖で実現することとなりました。
選定の際、優れた自然環境と警備上の理由が大きく取り上げら
れたこともあり、I氏の予言を感慨深く想い起こすことができ、また、
今回の慶事は、北海道にとって観光や物産面での世界への発信
が可能となり、新たな発展に向けたビッグ・チャンスと思っており
ます。
さらに、来年のサミットの主要会場が「ザ・ウインザーホテル洞爺」
に決まったこともあります。このホテルは、ご承知とおり、拓銀破綻
のきっかけの一つといわれており、同行出身の私にとって、正直、
複雑な気持ちにさいなまれるのも事実です。しかし、巨額な投資が
無駄とならず、世界のVIPをお迎えするひのき舞台となって、再び
甦ることを素直に喜びあいたいと思っています。
開催まであと一年足らずで準備も大変ですが、オール北海道の
道民参加で、世界のトップと関係者を心からおもてなしし、すばらし
い自然環境と道産食品やスイーツの美味しさを堪能していただけ
れば大成功と思います。
開催当日の天候を祈念しながら、サミットの成功を確信しています。
石田 睦夫(苫小牧信用金庫常務理事)
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■ 編集後記
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2007年7月25日
先日某道の駅に立ち寄った。直売所らしきものがあったのでのぞい
てみると、そこは空知地域なのに、余市のサクランボや野菜、日高
地域の海産物に、何故か群馬の野菜までがずらーっと並んでいて
地元の食材を探す気にもなれず、お楽しみのソフトクリームも探す
こともなくそそくさとその場を後にした。
せっかくのこの時期、地元でとれる北の大地からの恵みの恩恵を
いっぱい受けようとイソイソ立ち寄った道の駅だけどこれではいっ
そ決まったアイテムが揃っているコンビニの方が全くコンビニエン
スでいいかも。
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